

いつもお世話になっております。
構造設計室の宮崎です。
先日、社会医療法人 童仁会 池田病院の地鎮祭が執り行われました。
院長先生による地鎮の儀 弊社折田による地鎮の儀 前田会長による地鎮の儀
院長先生による玉串奉奠 弊社東條による玉串奉奠
院長先生による挨拶 弊社東條による挨拶
最後に集合写真
今後の工事の安全と池田病院様の繁栄を祈願しました。
「永年患者様から ‘設備が古い’ ‘エレベーターがない’ 等のご意見があり、何とかしないといけないと思ってきて、やっとこの日を迎えることができたことを大変嬉しく思う。」との言葉がありました。それだけの想いと期待の込められた建物を任されたと、改めてこのプロジェクトへの責任を感じ、気が引き締まる思いでした。
コンセプトは
『おもてなし・ケア』 〜ここにしかない医療を〜
昭和33年に開業し、質の高い医療提供、子育て支援や人材育成の継続を通じて、60年以上地域や社会に貢献してきた池田病院。建物老朽化・狭隘化は永年の課題でしたが、慣れ親しんだ現地から移転新築し、ハード面もさることながら、ソフト面も充実した施設を目指し、池田病院ならではの医療提供を目指します。『未来のある「こどもたち」に最善の医療を提供したい』その想いを形にするため、清潔感のある白を基調とし、温もりある木調をアクセントとした外観と致しました。子どもたちが不安や怖さを感じない様、内観も優しい色づかいを心がけます。また、既存施設から設備面の改善も行い、アメニティ向上にも力を入れました。そうすることで、看護、保育のスタッフが仕事に傾注でき、子どもたちの心身のケアを献身的に支えると同時に、親御さんの育児不安や入院・一時預かり中の不安を取り除き、最善の医療を提供し、これからも益々必要とされる病院になると祈念致します。
外観イメージ−1 外観イメージ−2
令和3年3月の竣工に向けて、弊社一丸となって院長先生はじめ関係者の皆様に喜んでいただけるように、一つ一つ丁寧な仕事を心掛けて取り組んで参ります!
ジングルベルジングルベル
朝晩の冷え込みも本格的になり、鈴の音がもうすぐそこまで聞こえてきている気がします
皆今年一年良い子にしてたかな?
皆のお兄さん、意匠設計室の東條 弘暉です
引続きまして関西研修旅行
私がご紹介しますのは、滋賀県は琵琶湖のほとりに建つ
「セトレマリーナびわ湖」
ホテル、バンケット、ミュージックホール等からなる複合施設です❗
建物周辺環境として琵琶湖の内湖や里山育成林に囲まれており
そうした自然環境の一部となる建築を目指されたそうです。
また、土と左官を中心とした内装で、日本の伝統技術を
次世代に継承していくという想いも込められていたようです。
コンクリートによって造られた折板状の床や屋根が多様な空間を創出し
至る所に、所謂職人芸が光る、とても興味深い建築でした。
社内でもいつも言われていることですが、建築主の意向はもちろんのこと
先進事例や時代潮流、周辺環境等から導き出されたブレないコンセプトを持って
設計業務に取り組む姿勢の大切さを改めて教えられた気がします。
毎年欠かすことなく研修旅行に連れて行っていただける
この環境を当たり前と思わずこれからも日々感謝の気持ちを胸に
精進して参ります
サンタさーんほらほら僕も良い子にしてますよー