2012年05月15日

あおぞら小児科 コンクリート打設(作業編)

こんにちは、構造設計室の東條です。

さっそくですが、前回のあおぞら小児科様のコンクリート打設(材料試験編)に引き続き、打設作業編をかいていきます!

前回のブログで書かせていただきました通り、厳格な材料試験を経て、良質なコンクリートであることが確認できたため、その生コンを使って打設作業を進めていきます!



打設2.jpg 打設1.jpg

ポンプ車が到着し、生コンの準備もできました!



打設8.jpg

生コンの伝票を確認、改めて出荷時間と到着時間をチェック!また別に打設完了までの時間も記録します!
ちなみに、JIS(日本工業規格)で運搬時間は90分以内、JASS 5(日本建築学会 建築工事標準仕様書)で練り混ぜから打ち込みまでは25℃未満で120分、25℃以上で90分と規定されており、時間をオーバーしたものは廃棄処分となります!



さぁいよいよ打設開始です!!



打設3.jpg

奥の左側にいるミキサー車から、右側のポンプ車にコンクリートを送り、ポンプ車が圧送します!



打設4.jpg

ポンプ車に近い場所に打設する時はこんな感じに!できる子です!



打設5.jpg

コンクリートが型枠にいれられていきます!

・・・。

これは・・・わかりにくいですね・・・一応奥の方ではもうコンクリートがドバドバでてるのですが・・・自分の撮影センスのなさに絶望しました・・・。



気を取り直して!迷惑を承知で、なるべく邪魔にならないよう注意しつつ、近距離で撮影しました!

打設6.jpg 打設7.jpg

うーん、相変わらずのセンスのなさは否めませんが、ポンプの先からコンクリートがでているのがおわかりいただけますでしょうか!

実際はこの写真の1.5倍くらい勢いがありました!!(体感)


ちなみに、右側の写真でポンプの手前にある一回り小さい管のようなもの、これはバイブレータといって、先端部分が振動して、コンクリートの締固めを手伝います!

どういうことかといいますと、このウジャウジャと鉄筋が組まれている中、ただコンクリートを流していても、しっかりと型枠内隅々に行き渡らず、空洞ができてしまうことも!かといって、コンクリートを柔らかく配合して、シャバシャバにしてしまうと、強度不足や、ひび割れの原因となってしまいます!

そこで活躍するのがこのバイブレータというわけです!

『コンクリートに振動を与えて空洞ができないように行き渡らせる』というのがなんとなくわかっていただけたと思うのですが、これも実際に目の当たりにすると、思っていた以上の活躍ぶり!

と、いいますのもこの生コン、加えられる振動数が一定値を越えると、急激に液状化するのです!

鉄筋の上にモソモソと積もった生コンに、このバイブレータを差し込むと、それはもうシャバシャバと流れていきます!

さらに、液状化するため、生コンの中に入っている微細な空気の泡が吹き出し、きめ細かい密実で強度の高いコンクリートになるのです!!

これは本当になかなか言葉では伝えきれないですが、今しがたまで生意気にモッタリしていた生コンが、バイブレータが入ったその瞬間!素直にサラーっと流れていくのには感動すら覚えました!

言葉で伝えきれないなら写真を見せればいいじゃないと思われるかもしれませんが、あまりの感動に写真も撮らずにただ見てましたよハッハッハ。


写真が載せられなかったことは本当に申し訳ないですが、そんな撮影を忘れさせるほど強力なバイブレータの威力!そして重要性が逆によく伝わったのではないですかハッハー!!


・・・いや、本当ごめんなさい。。。



と!このことからもわかるように、せっかく材料試験をクリアした良質なコンクリートでも、施工の善し悪しで様々な影響がでてくるのです!

当社では、事前に施工業者様と協議し、打設計画書を作成、その計画書にそって打設を行うことで、常にコンクリートの良さを100%だせるよう努めております!!


以上、現場レポートでした!今回の打設作業編もざっくり通りましたが、実際はミスの許されない大変な作業なのです!とはいえ実際に作業をされるのは現場の方々、その道のプロなわけですから、もちろん弊社マニュアルに従い、確実で丁寧な仕事をしていただいております!

そんな関係者の方々と共に、よりよい建築を作るため、これからも頑張っていきたいと思います!!

posted by 東条設計 at 16:58| 鹿児島 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 監理の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック