2013年06月14日

外壁劣化調査方法

いつもお世話になっております。
技術管理室の山口です。
お使いの建物の築年数が経ち、外壁の劣化を心配されておられる方もいらっしゃるのではと思い、
建物の外壁劣化調査方法を簡単にご紹介します。
下の写真は何に使われる棒かお解りになりますか。

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打診棒と呼ばれるもので棒の丸い部分を外壁に滑らして、音の違いにより外壁のどの部分が
浮いているか調べるものです。これで調査することを外壁打診調査と言います。
鉄筋コンクリートは、コンクリートのアルカリ性で鉄筋の腐食を防ぐことで成り立っています。
しかし、コンクリートのアルカリ性は経年劣化により中性化へと進行して行きますので、
中性化の度合いを調査する必要が有ります。中性化の度合いを簡易的に試験する方法が下の写真になります。フェノールフタレインと言う試薬を使い、色の変化の度合いにより中性化の進行度合いを判断します。

1.jpg 2.jpg

上記のほかにも、タイル張りの部分についてはタイル付着力試験を、
吹付け部分については塗膜付着力試験といった試験を行い、その結果により最適な補修方法を決定します。
弊社には建築仕上診断技術者(ビルディングドクター)の資格を持った、
外壁劣化調査の技術者が3名在籍しておりますので、いきなり施工業者にて調査するのでなく
先ずは第3者の視点でなくて、建築主の視点で調査を行いその補修方法を設計し、
施工することが賢明な進め方だと思いますので、上記プロの揃った弊社にお気軽にお問い合わせください
posted by 東条設計 at 15:02| 鹿児島 ☁| 設計の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする