2016年05月24日

季節の移ろいを感じる家

こんにちは。意匠設計室の宝亀未来子です。

今日はオフィスとして使用していた建物を、住宅へとリノベーションを行ったプロジェクトのご紹介を致します。

港沿いに建つこの建物は、海辺に自生する「アコウの木」を眺めることができます。

初夏に赤い実をつけ、鳥を誘い、四季折々の表情を見せるこの木を、ゆっくりと眺め、
「季節の移ろいを感じる家」をつくりたいというクライアントの思いから、このプロジェクトはスタートしました。

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建物の中で一番大きな窓があり、景色を見渡すことができる場所に、リビングダイニングを配置。
また、元々室内にあった高低差を解消するため、リビングダイニングの床を約90p上げる計画としました。

それにより、室内がバリアフリーになり、更に、腰高の窓が足元までの窓となることで、
アコウの木と港の景色を印象的に切り取る窓になったと思います。

また、インテリアデザインは、「和モダン+古民家」、「大正ロマン」の2つのデザインコードで計画しました。

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エントランス、ホールは、玉砂利や石、左官壁を使うことで、
室内で有りながらも旅館のアプローチのようなデザインとなるように計画。

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障子のデザイン、堀コタツのデザインは、重心を低くする事を意識して、ヒューマンスケールの落ち着いた空間となりました。

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応接室は、クライアントこだわりのアンティーク家具や調度品に合わせた「大正ロマン」の空間。

ウィリアム・モリスの壁紙やステンドグラス、アンティークガラスを使い、
細部までデザインをさせていただきました。

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リノベーションというと、既存の建物に捉われ、できることが限られていると思いがちですが、
クライアントと共に、家具や内装材、照明のひとつひとつ、細部に至るまでこだわりを持って打合せをさせていただいたことで、素晴らしい空間ができたと思います。

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アコウの木を眺める窓から、一日中外の景色を眺めているのが、至福の時だそうですよ。

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東条設計では、この他にも進行中のリノベーション物件がありますので、
時期がきましたらご紹介いたしますね。

リノベーションのご相談も是非お待ちしております!
posted by 東条設計 at 11:48| 鹿児島 ☁| 弊社物件のご紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする