こんにちは
意匠設計室倉岡です
例の如く、研修旅行視察ブログでございますが、
私がご紹介するのは
三分一博志氏が設計した
『⾃然体感展望台 六甲枝垂れ』
外観がコチラ!(バーン
「鳥の巣みたい・・・」
そう思ったソコのあなた!なかなか鋭い!
この本能のままに創られたような造形こそ、設計者の狙いなんですね〜。
建築雑誌の説明には「ハイテクに解析し、ローテクに組む」と
いう言葉で書かれていましたが、構造設計者による高度な解析技術と
それを感じさせない、原始的な組み方で成り立っています。
↑内側から見た様子
また、建物名称に『自然体感』と謳っていますとおり、
この展望台は、さまざまな自然現象を体感できる仕掛けがあります。
〈冬の自然現象の一例〉 〈夏の自然現象の一例〉
※詳しくは六甲枝垂れのHPから!下記リンクあり!
△風室でひんやりを体感するスタッフ
今回は見れませんでしたが、1〜3月の時期にかけては
建物の殻の部分に着氷を見ることもできるらしいです!
自然の摂理を理解し、うまく建築に取り込む・・・
建築の用語では、「パッシブデザイン」という言い方をしたりもしますが、
その仕組みを勉強するともに、
自然のエネルギーの偉大さを体で感じることができました!
↓六甲山ポータルサイト