2014年08月02日

木造の現場より


いつもお世話になっております。
意匠設計室の月野です。

本日は現在工事中の木造3階建て住宅の現場の様子をお伝えします

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現場は現在建て方の真っ最中です。
台風から木材を守るためブルーシートで覆っています。
さすがに3階建ては大きいですね!

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木造の3階建ては少し特殊です。
通常の平屋や2階建てよりも重量が重く、高さが高くなるため、柱や梁を強固に接合する必要があります。
通常は材料同士を直接釘などで留めますが、今回の場合は接合するための専用の金物が入っています。

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内部はこのような感じです。
昔は大工さんが一つ一つ木を加工していましたが、現在はプレカットと呼ばれる工場で木を加工し、現場ではプラモデルのように組み立てるだけになりました。

・・・とは言っても、重たい材料を息ぴったりで持ち上げてはめ込んだり、工場では加工できなかった部分を作りこんだりなど、やはり現場では大工さんの技術が光ります。

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何せ骨組みだけの状態ですから、3階に上がれば足元はこんな状態!
私たちはおっかなびっくり歩いていますが、職人さんたちは細い足場の上をスイスイ歩いていきます。


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さて、木造の現場では、設計通りの部材が使用されているかをチェックするのはもちろんですが、もうひとつ大事な作業があります。

それがこちら!

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こちらの機械は、木材の中の水分量を測る『含水率計』です。

鉄やコンクリートと違い、木は自然の材料なので、製材してからも状態が変化します。
水分が多い状態のまま使用すると、時間と共に水分が抜け、乾燥による割れや収縮、強度が変化し、建物に悪影響を与えます。
そのため、現場に搬入された木材は、含水率計で水分量が規定値以下であることを確認しています。

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このようにして測定します。
機械の裏側の電極から木材に電流を流し、電気抵抗から含水率を測ります。
構造材の規定値は15%以下。合格です

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秋にはこんな風に完成する予定です

posted by 東条設計 at 11:18| 鹿児島 ☁| 現場なう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月01日

空調システム


いつもお世話になっております。
意匠設計室の月野です。

先日、みなと大通り公園の通りに、新しい事務所ビルが竣工しました!
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※画像はイメージパースです。

さて、こちらの写真はそのビル内の事務室です。

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一見普通の事務室ですが、通常あるハズのものがありません。
何か分かりますか???








正解は、






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↑これ。
エアコンです!

天井面に空調機がありません。
どこにあるのかといいますと・・・

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ここ。
床下です。

こちらの事務所では、OAフロアを利用して床から冷房・暖房を行うシステムを採用しています。



[従来型の空調イメージ]
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[床吹き出し型の空調イメージ]
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従来の天井型空調方式では、エアコンの風が直接当たる暖気が天井に溜まり足元が寒い等の問題がありましたが、床吹き出し型は人がいる空間だけを効率よく冷房・暖房することが可能です。
(※画像は日立機材ホームページからお借りしました)



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でも写真を見る限り、床にも何もありませんよね・・・?



実はタイルカーペットをめくると・・・

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こんな風になっています。
グレーとシルバーのパネルがOAフロアの床材です。

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シルバーのパネルには細かい穴が開いており、タイルカーペット(右)の裏面にも細かい穴あけ加工がしてあります。ここから空調の風が出てくるのです。

非常に小さい穴のため、一見するとただのタイルカーペットの床です。


天井面も床面もスッキリ。
また、お部屋の床下全面から空調できるので、机などのレイアウト変更も簡単です。


室内の床からジンワリと空気が出てくるため、気流を感じることがなく室内が均一に空調され、快適に温度監理ができます。
また、足元側から冷房・暖房を行うので、適正な温度設定での運転ができ、地球環境にも優しいシステムです。


オフィスではOAフロアが主流になり、それを空調にも利用できてまさに一石二鳥!

事務所を計画の際にはぜひご検討ください。





posted by 東条設計 at 15:23| 鹿児島 ☁| 現場なう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月29日

お客様と一緒に打設立会い

構造設計室の鎌田です。

先日、与次郎で建設中の有馬・藤島内科クリニックの3階床のコンクリート打設を行いました。

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矢印の部分の床です。

弊社ではコンクリート打設ごとに生コンの抜き取り検査を実施しています。

これは法的な義務ではなく、設計事務所が検査しなくても現場は生コン打設できますし、建設会社さんとしては無い方が楽なのでしょうが、『高品質な建物を作る』という弊社の監理業務におけるミッションのもと、徹底した検査を実施しています。


今回の検査には、クライアントの有馬先生ご夫妻も立会いして頂きました。

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打設フロアーに上るためのロングリフトは初めての体験で驚きのご様子でした。

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一緒に現場をまわりながら、構造のポイントについてご説明しました。

施工の様子を身近で見る事で新しい建物への楽しみも湧いてこられたのではないでしょうか。私たちも先生ご夫妻のご期待に応えるべき、現場と監理一体となってより良いを工事を進めて行きます。
posted by 東条設計 at 20:49| 鹿児島 ☁| 現場なう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする