2013年07月23日

屋根についてのお話

こんにちは、意匠設計室の内田です。

今回は暑〜い鹿児島の夏を少しでも快適に過ごして頂くための
屋根(天井裏)のお話をさせて頂きたいと思います。

昔から鹿児島の田舎では屋根からの暑さを軽減するために
二重化粧造り屋根や天井の高いお家が多かったものです。

ブログ1.jpg

現在ではいろいろな建材やデザインが出てきて
昔のようなお家はあまり見られなくなりました。

ブログ2.jpg

この写真は弊社のお客様から既存建物が暑いので改善方法を教えてもらえないか
との相談を受けて調査した建物です。(天井裏を天井の点検口から覗いた写真です。)

屋根材(鉄骨)と天井の間に空間が少なく空気の流れがあまりないので、
温度がものすごく高くなります。
よって、居室内も暑くなり、エアコンの効きもあまりよくありません。

ブログ.jpg

上図のように軒裏や妻壁から外の空気が流れ込む仕組みを作ってあげると
小屋裏に空気の流れができます。
つまり、夏場、窓を閉じた状態で車中温度が上がり窓を開けると温度が下がる原理です。

この考えをヒントに弊社設計では天井裏の温度をセンサーで感知して
暑くなると換気をする機械を設置しています。

服装のクールビズとお家のクールビズでエコで快適な夏を過ごしてみませんか?
posted by 東条設計 at 18:39| 鹿児島 ☀| 設計の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月14日

外壁劣化調査方法

いつもお世話になっております。
技術管理室の山口です。
お使いの建物の築年数が経ち、外壁の劣化を心配されておられる方もいらっしゃるのではと思い、
建物の外壁劣化調査方法を簡単にご紹介します。
下の写真は何に使われる棒かお解りになりますか。

3.jpg

打診棒と呼ばれるもので棒の丸い部分を外壁に滑らして、音の違いにより外壁のどの部分が
浮いているか調べるものです。これで調査することを外壁打診調査と言います。
鉄筋コンクリートは、コンクリートのアルカリ性で鉄筋の腐食を防ぐことで成り立っています。
しかし、コンクリートのアルカリ性は経年劣化により中性化へと進行して行きますので、
中性化の度合いを調査する必要が有ります。中性化の度合いを簡易的に試験する方法が下の写真になります。フェノールフタレインと言う試薬を使い、色の変化の度合いにより中性化の進行度合いを判断します。

1.jpg 2.jpg

上記のほかにも、タイル張りの部分についてはタイル付着力試験を、
吹付け部分については塗膜付着力試験といった試験を行い、その結果により最適な補修方法を決定します。
弊社には建築仕上診断技術者(ビルディングドクター)の資格を持った、
外壁劣化調査の技術者が3名在籍しておりますので、いきなり施工業者にて調査するのでなく
先ずは第3者の視点でなくて、建築主の視点で調査を行いその補修方法を設計し、
施工することが賢明な進め方だと思いますので、上記プロの揃った弊社にお気軽にお問い合わせください
posted by 東条設計 at 15:02| 鹿児島 ☁| 設計の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月25日

建物の機能性と意匠性


こんにちは。東條です。
2月もいよいよ終盤。春の訪れが待ち遠しい時期となりました。

先日、新しくクリニックを建てられるお客様が初めてご来社くださいました。
先生からお話を聞くと、どこの設計事務所に依頼するか迷っていた時、「東条設計は設計料が高い」「作品性を重視して施主の要望を聞いてくれない」という話を他業者の方から聞き、弊社への依頼をためらわれたそうです。
たまたま、弊社でクリニックを設計されたお客様がお友達にいらっしゃりそのことを相談した所、全くそんなことは無いと仰って頂けたそうで、大変ありがたく思っています。

東条設計の設計理念には、『機能性を支援する処にデザインの存在があり』と謳っています。
設計において、まず何よりも優先されるのは建物の機能性です。
機能性とは、『お客様がこの建物で何を望まれているか』という所から派生します。
私たちはまず、お客様の要望を聞くところから作業を始めています。

そして機能性には、単なる使い勝手だけではなく、そこを利用される人々の心理状態までもが関わってきます。
クリニックの場合、患者様がどのような心理状態で待合で待っているかは、クリニックの診療科目でも大きく異なります。
また、同じ階段の設計でも、結婚式と葬祭場では登られる人々の心理状態が違うのではないか。そこまで含めて『機能性』という捉え方をしています。

お客様が私たちに何を伝えれば良いか、考え方を整理しやすいよう、長年のノウハウを重ねた建物の用途ごとのヒアリングシートなども用意しています。

また意匠性についても、お客様のご要望に沿うために「モダン」「クラシック」「和風」など、たくさんのデザインコードの中から複数案をご提示するようにしています。

202032坂元内科・眼科-外観.jpg  97030きたはらこどもクリニック-外観1.jpg

207060ふくいわ耳鼻咽喉科-02 外観東面.jpg  99019伊集院メディカルサービスビル(サザンクロス)-夜景.jpg

205009かわばた皮膚科-01.jpg  207059ふたばクリニック-03 外観北東面.jpg
同じクリニックという用途でも、デザインはお客様の要望により様々です。


お客様の理想を形にすることが、私たちの喜びです。


東条設計社訓・設計理念はこちらをご覧下さい。


.
posted by 東条設計 at 11:34| 鹿児島 | 設計の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする