




こんにちは。
最近は、ぽかぽか天気が続いて春がきたと喜びつつ
ハクション大魔王のようにくしゃみがひっきりなしにでるので
花粉症を疑っている構造設計室の森尾です
自己判断はダメ
なんと!今年の花粉は去年より多いんだそうです
先日、構造設計室主幹池田 主催の現場見学会が2件ありましたのでその模様を
ご紹介します!!
現場見学会のほどんどは完成された物件が多いのですが、今回は現場の皆様にご協力を
いただいて施工中に行われました。
それは何故か!???
そう!建物の構造(骨組)のほとんどは、皆様が目にしている床・壁・天井の仕上げで
覆われていて完成した後では見えないんです!
(正確に言えば、点検口などから見えないことはないですが部位が限られてきます)
そりゃそうだ〜と思われるかもしれませんが、
だからこそ後で見えてこない地面の中の基礎や骨組はとっても大事な工事になります。
もちろん、東条設計では構造設計スタッフが専門的な目で監理していきます
話がそれてしまいましたが・・・
若手教育と情報の共有、そしてボトムアップということで
今がチャンスと池田が開催してくれたわけです
まずは、先日上棟式が執り行われました東開町にあります“サツマ酸素工業”様の新本社
イオン鹿児島さんの近くなのでもしかしたらご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。
構造は鉄骨造ですが床はコンクリートなのでコンクリート打設前の鉄筋が見えてます。
床の構造の考え方や、鉄骨の納まりなどを勉強しました。
ちなみに完成したらこのようになる予定です
次に、“城山観光ホテル“様の耐震補強工事
さすがに大規模なホテルだけあって迫力ある耐震補強です!
お施主様と打合せを重ねベストな耐震補強の工法を選びました。
耐震補強工事はすでに建っている建物に対して行うものなので
コストはもちろんのこと、施工性やスケジュールも慎重に協議を重ねています。
そして、当たり前ですが、この鉄骨ものすごく重たいです
持ち上げようと触ってみましたがびくともしません。
なので、施工されている方々の技術に目が釘付けでした
このような部材を使用するということで施工性を考えた設計を行うことの
大切さを改めて感じました。
ちなみに昨年すでに耐震補強工事が完成した2Fのロイヤルガーデン前ホールは
こんなに美しくリニューアルされました!!
是非、城山観光ホテルに足を運んでいただきご見学ください
(こちらは柱を特殊なベルト材で包帯のように巻く柱巻き補強を採用)
目的はお施主様に感動していただける建築をつくること
今回も学ぶこと大の見学会でした。
この場をかりて、協力業者の皆様ありがとうございました
そしてこのような機会をつくってくださった池田主幹に
若手?社員を代表して感謝です!ありがとうございました!!