皆さんは建築と聞いた時どのようなかたちを思い浮かべますか?

オキュラスを手がけたのはスペインの建築家サンティアゴ・カラトラバ。
外観は大きな鳥の骨格のような有機的なデザイン。

翼の下から見上げるとこんな感じです!
雲一つない空 と 白い翼 の対比に私は大興奮でした。✨
中へ入ると地下につながるエスカレーターに乗り、地下階へ↘

頭上の連続するルーバーは、迫力があり巨大な恐竜の骨格のようでした!👀
力強さと繊細さを併せ持ったデザインはまさに「美しい建築」だと思いました。
こんにちは。意匠設計室の山本(賢)です。
現在、鹿児島興正寺別院本堂新築工事という高麗町に古くからある寺院建て替えのプロジェクトが進んでおります。
昨年、設計も完了し、3月に本体着工の予定ですが、着工に先立ち「原寸検査」というものに立ち会ってまいりました。
原寸検査とは、社寺仏閣の伝統的な装飾を原寸で床に再現し、意匠の確認や構造の納まりなどを確認する検査です。
着工もしていないのにこのタイミングで確認を行うのは、屋根の反りや詳細な装飾が決まらないと、鉄骨などの構造材の決定も決まらず、工事が進まない為です。
今回は社寺仏閣を専門に取り扱う福岡県の工場まで出向いての検査です。
念のために参加者全員抗体検査を行い、極寒の作業場で検査を行いました。
もちろん検査結果は陰性です。(ほっ)
発注者である鹿児島興正寺別院の原田輪番も立会のもと、設計図をもとにした詳細な検討図を一つ一つ確認していきます。
ご輪番も興味深く、熱心に説明を聞いていただきました。
屋根の破風板に使用する木材はカナダ産のヒバ材を予定しています。
こんなに大きい立派な木材です。
今回のプロジェクトを通し、日本の伝統様式について勉強しましたが、知れば知るほど奥の深い世界で、最近は寺社仏閣を街で見かけると以前より興味を持って見るようになってきました。
鹿児島興正寺別院本堂は来年3月の完成予定です。日本の伝統様式と現代技術が融合した素晴らしいお寺が作られるよう、引き続き丁寧な監理に努めます!
こんにちは。意匠設計室の倉岡です
コロナ禍で建築めぐりなどもなかなかできない世情ですが、
先日、社内企画の現場見学会の後に、森三の敷根本店を見に行きました!
鹿児島在住の方なら皆さんご存じ「菓子処 森三」の
本店です!霧島発祥だったんですね〜
行ってみてわかりましたが、
この建物は新築ではなく、改修建物!
「創業店舗を残したい、活用したい」という
お店、そして設計者の思いを感じました!!
店の内外それぞれに小さなボリュームの切妻屋根があり、
縁側のように軒を抑えた和テイスト空間を演出していました!
屋根の軒先は一緒に行ったスタッフの身長(1800)くらい、
まさにヒューマンスケール!?
↑店内、洗い出しの床
昔ながらの「土間」感...!!
切石積み(加治木石?)を活用した展示棚↑
↑天井は、もともとの和風小屋組を表しにした趣のある空間です
↑和紙を使ったペンダントライトは、まさに和洋折衷デザイン
洋菓子・和菓子を取り扱う「菓子処 森三」を体現したかのようでした!!
お気に入りのお菓子を買って帰りました(写真撮り忘れましたので、サイトからの引用です///)
↑もぜショコラ。美味です。食べたことない方はぜひお買い求めください!!
↓霧島菓子処 森三HP